AGT2008

 

アジア・ゲルマニスト会議2008金沢大会

(AGT 2008: Asiatische Germanistentagung 2008 in Kanazawa)

総合テーマ:「越境・往来する文化─アイデンティティのあらたなかたち (Transkulturalität ― Identitäten in neuem Licht)」

開催期間:2008年8月26日(火)-29日(金)

会場:金沢星稜大学(メイン会場)、金沢アートホール(開会式・文化プログラム会場)

主催者:日本独文学会

共催:金沢星稜大学、ドイツ学術交流会(Deutscher Akademischer Austauschdienst = DAAD)

公的補助:ドイツ文化センター(Goethe-Institut)、石川県、金沢市、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、ドイツ連邦共和国大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、オーストリア大使館/文化フォーラム、在日スイス大使館、ドイツ語学文学振興会、独立行政法人日本万国博覧会記念機構

その他の助成団体:朝日出版社、Cornelsen出版、同学社、三修社

開催の趣旨
「アジア・ゲルマニスト会議」は、ドイツと東アジアのドイツ語学・文学・文化の研究者の学術交流の場として、1990年以来ほぼ3年ごとに日本・中国・韓国で順次開催されてきました。これまでの開催地と総合テーマは次の通りです。

1991(ベルリン)「アジアの視点でみたドイツの文学・言語」
1994(北京)「国際ドイツ語教員連盟アジア大会」
1997(ソウル)「マルチ・メディア時代のドイツ文学研究」
1999(福岡)「閾(しきい)を超えて」
2002(北京)「新たな世紀・新たな挑戦」
2006(ソウル)「文化の学としてのドイツ文学研究」

今回の金沢大会では、「越境・往来する文化」を総合テーマに、日本、韓国、中国をはじめとするアジア各国、ドイツや他のヨーロッパ諸国、オーストラリア、ニュージーランドなど太平洋圏の諸国から、約250名の参加者を得て、21世紀のあらたな文化生成のかたちとしての「越境・往来性」(ドイツ語ではTranskulturalität)とこれからのドイツ研究の可能性を多様な視点から討議します。

〈アジアでドイツ語・ドイツ文学研究〉
アジアにおけるドイツ語・ドイツ文学・文化研究は、長い歴史をもっています。幕末の開国以来、日本の学術・文化の近代化においてドイツ語・ドイツ文学研究が大きな役割を果たしたことはいうまでもありませんが、韓国、そして最近の中国でも、近代化のなかでドイツの学術・文化の研究は重要な意味をになっています。そのような意味で、東アジアは、地理的な遠さと文化的な異質性にもかかわらず、ヨーロッパ以外ではドイツ語・ドイツ文化の最大の受容者であったということができるでしょう。こうした共通の背景を踏まえて、ドイツ語をチャンネルとした活発な学術・文化交流がアジアで実際に行われていることが、今回のアジア・ゲルマニスト会議では明らかになるはずです。自国語によるものでもなく、英語によるものでもない、あたらしい交流の興味深いひとつのかたちが、ここに見られるでしょう。さらに今回は、哲学者西田幾多郎から作家古井由吉まで、近代日本のドイツ文学・ドイツ受容と縁の深い金沢で会議を開催することにより、これまでのドイツと日本・アジアとの交流の歴史にあらたな一頁を刻む、またとない機会にできればと考えています。(討議はドイツ語で行われます)。

〈公開パネルディスカッション〉
最終日のパネルディスカッション「アジアにおける複言語主義と未来志向のドイツ語ドイツ文学研究とドイツ語教育の役割」は、一般の方も来聴できます(同時通訳つき)。詳しくはこちらをご覧ください。

〈文化プログラム〉
会議と平行して、ドイツ文化センターの全面的支援により、文化プログラム(ドイツの女性映像作家ドリス・デリエ監督の作品上映会)が開催されます。文化プログラムは一般の方にも公開されます。詳しくはこちらをご覧ください。

〈お問い合わせ〉
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